北海道スキーツアー


兄ちゃん初めて物語 ひとり旅? 空港まで
北海道では雪祭りが始まりました
その祭りにあわせるかのように
旦那の北海道行きの出張が入ります
兄ちゃんは雪が大好きです
金曜日学校を終えてから
北海道へ行くことになりました
しかし 私は行きません
私はチビとお留守番です
と言うことは
兄ちゃんはひとりで飛行機に乗るんですよ
あはは〜 いやっ 失礼
兄ちゃんの緊張を思うと笑えてしまって・・・
さて乗り物の嫌いな兄ちゃん
空港行きのリムジンが
家のすぐそばまで走っているのですよ
最初の段階では兄ちゃんひとりで
そのリムジンにも乗せる予定でした
が・・・
見かけより怖がり不安症の兄ちゃん
私に一緒についてきてよと懇願します
仕方が無いのでついていってあげましたよ

当日兄ちゃんが学校から帰ってきたのは
3時半過ぎ
出かける予定は4時半です
兄ちゃんは帰ってきてから
私にそっと尋ねます
「ねぇぇ ゲームやっていっても良い?」
「なんでよ?」
「だって 今日が
ゲーム出来る最後の日になるかもしれないし」
あはは 大げさな兄ちゃん
でも やらせてあげました
さて 出発20分くらい前
寒い北海道に出かけるのだから
重ね着して行きなさいとトレーナーを渡すと
何と兄ちゃんはフリースの上に
トレーナーを着ようとしているんですよ
そりゃ無茶でしょう
元々雪だるまのような体型の兄ちゃんが
着膨れになった姿を(しかも不自然な着方をしている)
目撃した私はゲラゲラ笑い転げてしまいました

また空港まで行くのにお腹がすくだろう
そう思いカップラーメンを食べさせたのですが
(私も食べました)
のんびりしていたので時間が無くなってしまい
着膨れ兄ちゃんと私は
思いっ切り走ってバス停へ向かいました
ラーメンを食べて暑くなっているのに
全速力で走った物だから
二人とも汗かきまくりです
これから先が思いやられます(汗)


兄ちゃん初めて物語 ひとり旅? 搭乗まで
リムジンの中では 妙にハイテンションな兄ちゃん
いや ハイテンションは私だったかな?
とにかく馬鹿な事を言っているうちに
あっという間に空港に着く

チケットをどこで買うか
あらかじめレクチャーして貰っていた私だが
今回は商品券で発券しなければならない
いきなりつまずいた
(何を隠そう飛行機のチケットを買うのは
私にとっての初体験)
それでも、どうにかこうにか
発券カウンターにたどり着く
これも経験と兄ちゃんに買わせてみる
そこまでは良かったのだが
往復チケットを買うと言うことで帰りの便を調べて貰う
すると割引チケットになっていないと言うでは無いか
行きのチケットは割引チケットだ
帰りがそうなっていないのはおかしいと思うが
ちゃんと説明を受けてみると
子供のチケットは
どんな割引チケットよりお安いそうである
しかも 割引チケットには便名を変えられないとか
なかなか制約がたくさん出てくると言うことである
と言うことで帰りの便は子供運賃で発券して貰う
ちなみに 子供運賃 羽田・札幌間片道13000円だった

チケットの問題は片づいた
そこで係りのお姉さんに質問される
「乗られるのはお一人様ですか?
何でしたらジュニアパイロットに致しましょうか?

(注;ジュニアパイロットとは小さな子供に付き添って
添乗員が世話を焼いてくれるシステム)
「あっでも 年齢制限がありましたよね?」
「ええ でも大丈夫ですよ」
「どうする?兄ちゃん」
自分で乗ってみる」(カッコ付けの兄ちゃんらしい)

でもこの便は飛行機に乗るのに
バスに乗らなければなりませんが

「だってさ どうする?」
う〜ん」(結構悩む兄ちゃん)
じゃあ そうして貰う
心なしか係りのお姉さんもほっとした様子だ
そんなに兄ちゃんは頼りなげに見えたのだろうか?(笑)
札幌ではどういたしますか?
「どうするよ?」
う〜ん」(またしても考え込む兄ちゃん)
で結局札幌でもそうして貰うことにした

なんだ兄ちゃん せっかくのひとりでの飛行機搭乗
格好良く決めてくれるのかと思ったのに
これでは 赤ちゃんだって行けるわね
そう思いながら綺麗なお姉さんにエスコートして貰い
カチカチになっている兄ちゃんに手を振った

楽しんでおいでよ
心の中で私は兄ちゃんにそう言ってみた


帰り道
帰りのリムジンは一人きり
なんだか寂しかった
でもこうして子供たちの世話をしたり
学校の読み聞かせをする事で
自分の生きている意味もあるのかな

いや、そんな事を拾い集めては
自分が今ここに存在する理由を作り出す

そうして何とか
自分という物を保っている自分がいた


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